診療内容
●一般診療(往診も可)
●飼育相談
●しつけ相談
●健康管理・相談
●各種手術
●各種予防
●寄生虫対策
予防注射について
ワクチンについて
もしペットが様々な感染症にかかった場合、ワクチン接種(メリット:病気が発現しない程度に弱らせた病原体、あるいは死滅させた病原体やその一部分を体に入れること)を受けていることで、『体にその病気に対する準備をさせ、その後その病気にかかっても発症を抑える、もしくは発症しても症状を軽く済ませる』ことができるのです。
どうしてワクチンが必要なの?
犬や猫のワクチンは、
特効薬がない病気
発症すると非常に重篤になる病気
感染力がとても強い病気
人にも感染する恐れのある病気に対して作られます。
そして、これらの病気は悲しいことにまだまだあちこちで発生している、すなわち、すぐ近くに病原体が潜んでいる病気なのです。
病原体はおしっこや糞に含まれていたり、空気中をただよって他の子に広まっていきます。
何気ない他の犬や猫との交流、お散歩などで簡単に感染してしまうことがあるということです。病原体に感染してしまった後で、「治療法がない。」「ワクチンを打っておけばよかった。」という後悔はしたくないですよね。
犬のワクチン
ウイルスによる伝染病の治療は困難であり、また、レプトスピラ病は、犬だけでなく人にもうつる恐ろしい病気です。これらの伝染病から愛犬を守るためには、ワクチン注射による予防が有効です。ワクチンには、病気に対する抵抗力(免疫)をつける効果があります。
子犬には早い時期でのワクチン接種が必要です!
子犬にワクチンを注射するには、母親譲りの免疫がなくなる時期を待って、行わなければなりませんが、その時期は子犬によって個体差がありますので、2~3回ワクチン注射をする必要があります。生後50~60日に第1回目、生後100~120日に第2回目を注射します。
ワクチン接種は毎年忘れずに受けましょう!
ワクチン注射でできた免疫の持続期間は、約1年間です。愛犬を伝染病から守るためにも年1回のワクチン接種をお奨めします。
ワクチン注射後に注意していただきたいこと!
まれに、一過性の副作用がみられることがあります。接種後は、しばらくの間よく様子を見てください。また、当日及び数日間は安静にお過ごしください。ワクチン注射後すぐに抵抗力がつくわけではありません。他の犬との接触を出来る限り避け、種々のストレスを与えないようご注意ください。
ワクチンで予防できる犬の病気
犬ジステンパー
犬パルボウイルス感染症
犬伝染性肝炎
犬コロナウイルス感染症
犬アデノウイルス2型感染症
犬レプトスピラ感染症
犬パラインフルエンザ
6種混合ワクチン
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
10種混合ワクチン
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症(4種類)
狂犬病予防注射
ワンちゃん・ネコちゃんにとって春は予防で忙しい季節です。
狂犬病予防注射は、
4月から6月までに接種しましょう!
狂犬病ってどういう病気?
狂犬病ウイルスは、狂犬病に感染した動物の唾液中に含まれ、動物に咬まれて感染します。この病気は、ほとんどすべての哺乳動物に感染し、恐水発作などのさまざまな神経症状を引き起こします。そして、100%死亡する病気です。「感染症法」でとりあげられている病気です。
『狂犬病予防法』ってどういう法律?
狂犬病の発生を予防し、蔓延を防ぎ、撲滅することにより公衆衛生の向上および福祉の増進を目的として制定された法律です。
狂犬病発生国へ渡航する方へ
子犬や野生動物をさわったり、手から直接えさを与えたりしないように注意しましょう。感染が心配な方は、事前のワクチン接種をお勧めします。
猫のワクチン
ウイルスによっておこる伝染病に特効薬はありません。したがって怖い伝染病からかわいい猫を守るためには、ワクチン注射による予防が必要となます。愛猫をとりまく怖いウイルスは、子猫だけではなく、成猫だってねらっています。大きな猫も小さな猫も、ワクチンは一生のおつきあい。
子猫のワクチネーション
子猫の時期のワクチネーションは8~10週齢からはじめ、3週間隔2回注射します。
2年目からは年1回の注射で免疫が維持されます。
ワクチン注射後の注意点
ワクチン注射当日は安静にし、注射後2~3日間は激しい運動やシャンプーなどは避けてください。
ワクチンを注射後、猫によっては発熱し、元気がなくなることがあります。通常は1~2日で回復しますが、特に気になる点がありましたら病院にご連絡下さい。また、猫によっては注射部位が少し腫れたり、痛がったりするものもあります。
アレルギー体質の猫ではまれに嘔吐、下痢、唇やまぶたのむくみやかゆみが認められたり、ケイレンや虚脱を起こすことがあります。そのような異常がみられた場合はすぐに病院にご連絡下さい。
ワクチン注射後2週間を過ぎるまではワクチンの効果が十分でないため、戸外へ出したり、他の猫と接触することは避けてください。
ワクチンで予防できる猫の病気
猫ウイルス性鼻気管炎
猫白血病ウイルス感染症
猫カリシウイルス感染症
猫クラミジア感染症
猫汎白血球減少症※
※猫伝染性腸炎とも言われます。
3種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
4種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
猫白血病ウイルス感染症
5種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症
猫白血病ウイルス感染症
猫クラミジア感染症
犬フィラリア症対策
犬フィラリア症ってなに?
●蚊が媒介する代表的な犬の寄生虫です。
●犬フィラリアが肺動脈や心臓に寄生することにより発生します。
●犬フィラリアは成虫になると最大30cmにもなる糸状の寄生虫です。
●多数寄生することで血液の流れが妨げられ、様々な障害が発生し、放置することで死に至る場合もあります。
主な症状
犬フィラリアの寄生があっても、すぐには症状がみられません。症状が表れたときは末期です。
セキがでる。
元気がない。
食欲がない。
お腹が膨らんできた。
呼吸が苦しそう。
尿が赤くなる。
注射による確実な予防!
●1回の注射で1年間効果が持続します。
●血液検査で感染していないことを確かめてから注射します。注射はフィラリアのみ予防します。
予防薬の投与!
●毎月1回、1ヶ月間隔で摂取させることにより予防できます。
※犬フィラリア症の予防薬は、獣医師の指示通りに忘れずに投薬しましょう。
●予防薬の種類は下記のように多様な作用が入ったオールインワンタイプです。
犬フィラリア症予防
ノミ寄生予防
腸内寄生虫(回虫、こう虫、鞭虫)駆除
ミミヒゼンダニ駆除
ノミ・マダニ対策
ノミの被害
ノミアレルギー性皮膚炎
瓜実条虫(サナダムシ)
猫ひっかき病
マダニの主な被害
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
ライム病
猫ヘモバルトネラ症
日本紅斑熱(人間)
あなたのペットは大丈夫?
外で遊ぶことが多い。
季節の変わり目でもないのに、やたらと毛が抜ける。
皮膚に湿疹ができている。
首やお腹に、黒っぽい小さい粒のようなモノがついている。
カラダをかきむしったり、噛んだりしている。
※1つでもチェックが入ったら、早めにご相談くだい!
定期的な予防が大切です!
●1回ノミ・マダニを駆除してしまえば、もう安心!」と、思っていませんか?
ペットにノミやマダニがいなくなっても、まだ卵や幼虫が潜んでいることもあるのです。
スポットオンタイプ(滴下剤)予防薬が効果的!
●首筋にたらすだけの、簡単投与です。
●駆除効果は1ヶ月持続するタイプと3ヶ月持続するタイプがあります。
飲ませる予防薬もあります!
●投薬後すぐにシャンプーや水遊びの好きな子にもOK!
●駆除効果は1ヶ月持続します。