

健診・検査のススメ
人間と同じように、動物たちも肝臓疾患・腎臓疾患・内分泌疾患などにかかります。
しかし、動物たちは言葉で自分の病状を伝えることができません。そのため、私たち人間がわかるほどの症状が現れたときには、病気が進行していることことがほとんどです。
病気の早期発見・早期治療で重症化を防ぐために、診断に必要な検査が必要です。当院では健康を維持するために定期的な健康診断をお勧めしています。


健診のススメ

ワンちゃん、ネコちゃんの健康を維持するために定期的な健康診断をお勧めします。

健診のスケジュール
6ヶ月健診
順調に育っているのか健康診断を受けましょう。
この頃までに、どこを触っても嫌がらない子にしておくとこの先病気になったときの発見や変化に早く気がつくことが出来ます。お口やお耳も触られるのに慣れているといいですね。 病院での治療が受けやすいです。
またワンちゃん、ネコちゃんの避妊や去勢手術をお考えの方は、手術ができる時期に来ています。ご相談下さい。
★対象年齢:生後6か月
★簡単な健康診断
体重測定
触診※1
体温測定
糞便検査※2
食餌内容・食欲に関する問診
※1:触診にて
お口の中を見ます。乳歯から永久歯の生え変わりをチェック!
お耳の中を見ます。汚れていないか、臭いがないかチェック!
皮膚・毛並みを見ます。湿疹はないか、ノミ・ダニはいないかな?
満1歳お誕生日おめでとう健診
ペットの生後1年は人間の成人年齢に達するといわれています。
成長期が終わり、7歳前後までは成犬・猫期に入ります。これからペットと飼い主様と共に楽しいライフスタイルが確立できるよう、このときに健康診断を受けましょう。
★対象年齢:1歳
★検査項目
体重測定
触診※1
尿検査※4
体温測定
聴診※2
食餌内容・食欲に関する問診
糞便検査※3
※1:触診にて
眼・耳・口歯・皮膚・四肢・爪・ヘルニア・肛門腺などチェック!
※2:聴診にて
心臓の音・呼吸するときの肺の音・腸の内容物が動く音などチェック
4歳からの歯科検診
ペットにとって歯が健康で丈夫であることは、健康の必須条件のひとつです。
口の病気でもっとも多いのは歯周病です。発症率は年齢とともに増加します。
3歳に達するまでに、60%の犬と80%の猫がなんらかの歯に関する病気の症状を示すと言われています。4歳から年に1度は歯科検診を受けましょう。
★対象年齢:4歳から 年に1回
★検査項目
触診
触診にてチェックします。つねにチェックし歯石を溜めないようにしましょう。
歯石が付いている場合は、全身麻酔下での歯石除去が必要となる場合が多くなります。
全身麻酔をいたしますので、施術前に血液検査を行い安全に麻酔がかけられるのかチェックしてから実施いたします。しかしながら高齢になり麻酔をかけられないときには、硬く歯を覆っている歯石を抜歯かんしや人間の爪で割ってあげるだけでも違います。

Before
歯石がたまり、口が臭かった7歳のミニチュアダックスです。歯の痛みは犬の場合鈍感、猫は大変敏感です。

After
超音波スケーラーで歯石除去をしました。きれいになりましたが、歯がグラグラ、歯茎も痛んでいます。こんな状態にならないように定期的にチェック!
7歳からシニアお仲間入り健診
7歳から10歳まではペットの壮年期といわれています。この時期は運動能力がだんだん衰えてくる時期で、人間で言えば40歳から50歳代半ばごろ、若いときのような好奇心が薄れてきます。
外見上はこれまでとほとんど変わらなくても、ペットがそういう年齢になったということを十分意識して接することが大切です。内臓系の疾患、がんの発生率も高まりますので健康診断を受けましょう。
★対象年齢:7歳から 年に1回
★検査項目
血液検査
糞便検査
尿検査
※症状・状態により実施
レントゲン検査
(胸部・腹部)
超音波エコー検査
(心エコー・腹部エコー)
心電図検査
10歳からの高齢犬・猫の健診
10歳頃から老年期に入り、老化が現実的に問題となってきます。
足腰の衰え、痴呆症状のあらわれ等で飼い主様の生活にも支障をきたすことも多々でてきます。そうならないために早め早めに健康診断を年1回受け、老いたペットが穏やかに暮らせるように、飼い主様の精神面のケアもお手伝いさせていただきます。
無理をさせず、ペットの状況に合わせた健康診断をおこないます。
★対象年齢:10歳から 年に1~2回
★検査項目
血液検査(血球検査・生化学検査)
糞便検査
尿検査
※症状・状態により実施
レントゲン検査
(胸部・腹部)
超音波エコー検査
(心エコー・腹部エコー)
心電図検査

検査のススメ
病気の早期発見・早期治療で重症化を防ぐために、診断に必要な検査を実施いたします。
尿検査

腎臓の機能に異常があると出る尿中タンパク質を調べるUPC(尿蛋白クレアチニン比)検査と、尿の中に蛋白質、ブドウ糖、血液、細菌などが混ざっていないかなど調べます。 尿が出にくい疾患にかかっている場合は、尿中の結石や細胞を調べます。
▶尿の採り方: 犬の場合はおしっこをしている最中に紙コップやお皿などを差し出して採ったり、室内で飼っている場合はペットシーツの半分をビニールシートで覆ったり、ペットシーツの裏表を逆にしておしっこを吸収させないようにすれば大丈夫です。 猫の場合トイレの砂を極力少なくしたり、一部をビニールで 覆うと比較的上手くいきます。おしっこにはなるべく異物が入らないように、できるだけきれいな容器に入れてお持ちください。おしっこの成分は時間がたつと変わってきますので、なるべく早くお持ちください。
糞便検査

便で寄生虫や原虫の有無などを調べます。 便の中の寄生虫の卵は液体に浮遊させて集め、顕微鏡で見つけます。20分位かかります。
▶便の採り方: 指先くらいの量をビニール袋やプラスチック容器に直接入れてお持ちください。
<血球検査>

赤血球・白血球・血小板の数を自動で測定します。 貧血、細菌感染などがわかります。
血液検査…
手か足の血管から血液を少量採取します。
<生化学検査>

電解質が正常か、肝臓・腎臓など働きが異常ないかわかります。
<免疫反応測定>

甲状腺機能検査・副腎皮質機能検査、COR・肝臓機能検査など院内で検査ができます。
レントゲン検査

レントゲン検査で肺の様子、心臓などの大きさ、骨や関節の様子 を調べます。
超音波エコー検査

